【夜も眠れない】幻肢痛への対処法

障がい者ライフ

どうもみなさん、カタアシです。

手足を切断した障がい者を苦しめる「幻肢痛」をしっていますか?

切断した者の8割が経験するこの痛みは、夜に発生するとおさまるまで、とても眠れない。呪いです。

これは呪いか。それとも罰か。

そんな幻肢痛を何とかしたいと思いませんか?今回は、片足を切断してから10年間「幻肢痛」と

ともに過ごしてきた、カタアシの対処法を紹介します。

幻肢痛とは

幻肢痛とは、事故や病気などで四肢を切断した人が、失って存在しないはずの手足の感覚があり、さらに痛みを感じてしまう現象です。

カタアシの感覚では、痛みがない時は、存在しないはずの足が常に90°曲がっている感じです。

感覚はあるけど、動かせません。

幻肢痛の原因

幻肢痛の原因については、詳しいことは分っていないようです。

一説では脳は存在していると思っているけど、実際の体には存在しない。

このずれに脳が適応できなくて、痛みが起こると言われています。

新しい道のデータがなくて、海の上を走っちゃうカーナビみたいですね。

はやいとこ、更新してほしいです。

どんな痛みなのか?

幻肢痛は、常に痛いわけじゃなくて発生した時だけ痛み、そのほかの時間は全く痛みはありません。

カタアシが感じる痛みは、ほとんどが電気ショックのような痛みです。

切断面が電気が流れるように痙攣して、「びくびくっ!びくびくっ!」とまるで静電気が、ばちっ!となるあの衝撃が連続で起こります。

30秒くらいの感覚で、数時間は続きます。

痛みが起こっているときは、「ぐおっ!!ぐうぅぅぅぅううう!・・・はぁっはぁっ!!」

次に多いのは、釘とかの尖ったものを踏んで、足の裏を切ったような痛みです。

これは、電気ショックとは違って、じわじわと痛くなります。

「ひぃっ!うぉうっ!ひぃっ!いたたたたた・・・」って感じです。

幻肢痛の対処法

幻肢痛の対処法は、脳の混乱が原因といわれているため、鏡を使って治療する「ミラーセラピー」という方法があります。

ミラーセラピーは、鏡に存在しているほうの四肢を写し見ることで、脳が自分の四肢は無事だと認識させる治療です。

しかしこの治療、カタアシにはまったく効き目はありませんでした。

私に効果があったのは、薬物療法です。

最初は鎮痛剤(ロキソニン)を服薬していましたが、あまり、痛みが抑えられませんでした。

なので、神経内科を受診して、処方してもらった薬が「 プレガバリン OD錠75mg(リリカ) 」でした。

通常、神経障害性疼痛などの疼痛に使われます。

薬の効果で、過剰に興奮した神経をしずめて、痛みをやわらげてくれます。

この、プレガバリンがカタアシには、とっても相性が合います。

どんなに痛くても、この薬を飲めばあるていどは落ち着きます。

私には、生涯手放すことはできません。

もし無人島になにか3つだけを持って行けるなら、必ず持っていきます。

1つだけって言われたら、考えますが。

プレガバリンの副作用

プレガバリンは、結構強い薬なので副作用も人によっては強くでます。

カタアシが、感じるのは、

  1. 倦怠感(だるい)
  2. 眠気
  3. ぼーとする(ふわふわしたような)

こんな感じなので、前日の夜に飲んだ時は、朝、車を運転するのが少し怖いです。

まとめ

今回は、四肢を切断した方を悩ませる幻肢痛へのカタアシが実際に行っている対処法について、お話ししました。

幻肢痛は、とてもツライものです。カタアシは幻肢痛が夜にはじまると、連続する痛みで眠れず、そのまま徹夜で会社に行っていました。

お医者様の指示を守って、薬を飲んでいますが、どうしても、頭がぼんやりしてしまいます。

しかし、あの電気ショックのような、もしくは釘を踏んだような痛みから解放されて、とても楽になりました。

みなさまも、それぞれに合った対処法をみつけて、幻肢痛と上手く付き合っていけますように。

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