【車いすバスケのルール】クラス分け・持ち点がいすバスを面白くする!!

趣味というか生き様

どうもみなさん、カタアシです。

2022年9月に開幕した「車いすバスケ男子U23世界選手権」

日本の若きサムライたちが世界の強豪をばったばったと切り捨てて、見事に日本の車いすバスケ界初の金メダルを手にしました。

東京パラリンピックでは、日本が銀メダル、若手のU23世界選手権では金メダル。

個人的にもはや日本は、車いすバスケの強豪国といってもいいんじゃないかと思っています。

最近なにかと明るいニュースの多い車いすバスケに「ちょっと面白いかも」と思うと同時に、「でも、車いすバスケのルールがよくわからん」というかたもいるでしょう。

そんなあなたのために、車いすバスケのもっとも特徴的なルール「持ち点」についてお話ししたいと思います。

ちなみにカタアシは車いすバスケ選手ですが、たいして有名な選手ではないです。

よく野球場で酒を飲みながらなんか色々語ってるおじさん的なポジションで話していくので、だいぶ個人的な意見が入っていますが、あしからず。

持ち点を知ると車いすバスケが楽しくなる

まず持ち点とは、車いすバスケ特有のルールで、選手ひとりひとりに障害の程度によって障害が軽い順に4.5~1.0までの点数をつけて、コート上の選手の持ち点の合計が14点を超えてはならないというルールです。

例:4.5+4.0+2.5+2.0+1.0

  4.0+3.5+3.0+2.0+1.5

  4.0+4.0+4.0+1.0+1.0

4.5~3.5 (ハイポインター)主に点を取るチームの主力。ゴール下やアウトサイドシュート、カットイン

3.0~2.5 (ミドルポインター)ボールコントロールやアウトサイドシュート、カットイン

2.0~1.0 (ローポインター)主に味方のサポートやアウトサイドシュート、カットイン

このルールがあることによって、障がいの軽い選手が試合に出るためには、障がいの重い選手も出る必要があり、プレイ時間が平等に与えられるわけです。

障がいの軽い選手(ハイポインター)の得点チャンスを作るために障がいの重い選手(ローポインター)がサポートして点を取るのが車いすバスケの基本の一つです。

カタアシがこのルールを聞いた時は、「じゃあ、障がいの軽いハイポインターが5人試合に出たら最強じゃん!!」と思いました。

しかし、すぐにこの考えは間違いだと知ることになりました。

愚かでした、まるで、「おはようっ!!」と挨拶されただけで「あいつ、おれのことすきなんじゃねぇ??!!」と勘違いする男子高校生なみに愚かでした。

持ち点とはドラクエである

持ち点制度は、ハイポインターとローポインター、そしてミドルポインターを組み合わせることで、チームのバランスやチームの色を引き出します。

例えるならば、ドラクエです。

ハイ(4.5~3.5) = 勇者、戦士、武闘家

ミドル(3.0~2.5) = 魔法使い

ロー(2.0~1.0) = 僧侶、盗賊

※あくまで個人の主観です。

こう例えるとわかる通り、バランスが大事なんです。

4.5+3.5+3.0+2.0+1.0

勇者+戦士+魔法使い+盗賊+僧侶

長い旅路も、これなら乗り越えられそうです。ビアンカも助けられます。カタアシはビアンカ一択です。

そして、ハイポインターだけで組むとこうなります。

4.5+4.5+4.0+4.0+3.5

勇者+勇者+戦士+武闘家+戦士

話になりませんな。旅の中盤から進めなくなりますね、そして、たぶん喧嘩別れします。

ビアンカも助けられません。

まとめ

今回は、車いすバスケの特徴的なルール「持ち点制度」についてお話させていただきました。

今まで何となく見ていた試合も、持ち点を考えながら見るとさらに面白く見えると思います。

見ているうちに、車いすバスケをやってみたくなったら、自分の住んでいる地域の車いすバスケチームで検索すれば、地元のチームが見つかると思うので、気兼ねせず練習を見学してみてください。

体験会も定期的にしていると思います。

それでは、持ち点を知って車いすバスケを100倍楽しんでください。

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